京 都 府 柔 道 連 盟
Judo Federation of The Kyoto Prefecture
Judo Federation of The Kyoto Prefecture
京都府柔道連盟のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
情報の更新は、該当する各ページにて掲載致します。
大会等の情報は各ページにて掲載いたしておりますので、以下更新履歴から下線部をクリックしていただきご覧ください。
〈重要案内〉
各大会等の際に、ペットボトル飲料等ゴミのポイ捨て、並びに忘れ物が多発しており施設側にもご迷惑をおかけしてしまっております。
そのため、今後の大会等においてペットボトル飲料の持ち込みを禁止致します。
水筒・マイボトルなどをご利用ください。
また、持ち物には必ず名前を記載してください。
氏名無き忘れ物はすべて処分いたします。
(2025年5月11日)
令和8年2月22日(日)に開催を予定しておりました第30回舞鶴柔道選手権大会は
諸般の事情により中止となりました。
・「大会情報」のページ内に2025年度全日本ジュニア柔道体重別選手権大会京都府予選会のご案内を掲載いたしました。(2025年4月15日)
・「大会情報」のページ内に第30回舞鶴柔道選手権大会の中止案内を掲載いたしました。(2025年4月10日)
・「大会情報」のページ内に第79回国民スポーツ大会柔道競技京都府選手選考会のご案内を掲載いたしました。(2025年3月19日)
・「大会情報」のページ内に令和7年近畿柔道高段者大会及び四段特別試合のご案内を掲載いたしました。 (2025年2月8日)
・「新着情報」及び「昇段・級試験」のページ内に八幡市柔道連盟昇段昇級試験の中止の案内を掲載いたしました。(2025年1月21日)
・「新着情報」及び「昇段・級試験」のページ内に八幡市柔道連盟昇段昇級試験の中止の案内を掲載いたしました。(2025年1月21日)
・「指導者向け情報」 のページ内にR6年度Cライセンス審判員講習会の案内を掲載いたしました。(2024年12月19日)
・「大会情報」 のページ内に京都府柔道選手権大会(男子一部・男子二部・女子の部)及び第45回全国少年柔道大会京都予選会の案内を掲載いたしました。(2024年12月19日)
・「新着情報」「指導者向け情報」のページ内にALSOK柔道教室に関する案内を掲載いたしました。(2024年11月11日)
・「指導者向け情報」のページ内にB級審判員の実技試験及び講習会の各種案内を掲載いたしました。(2024年9月11日)
・「新着情報」のページ内に講道館発行「柔道」九月号 堀 京都府柔道連盟常任理事・女性柔道振興委員会副委員長の投稿文を掲載いたしました。(2024年9月4日)
・「新着情報」及び「指導者向け情報」のページに投げの形講習会の延期後の案内を掲載いたしました。(2024年8月30日)
・「2024年度 昇段試験_20240826更新」のファイル内の乙訓柔道連盟主催の昇段試験の情報(赤字記載部分)を更新いたしました。(2024年8月26日)
・「指導者向け情報」のページ内に指導者向けの講習会(第2回及び第3回) 実施要項及び申込用紙を掲載いたしました。(2024年8月21日)
・「指導者向け情報」のページ内に形講習会の案内を掲載いたしました。 (2024年7月28日)
・「指導者向け情報」のページ内に指導者向けの講習会についての実施要項及び申込用紙を掲載いたしました。(2024年7月17日)
・「新着情報」のページ内に京丹後市柔道連盟主催の第33回上山杯 兼 第16回絆杯柔道大会の日程変更を掲載いたしました。 (2024年5月21日)
・「大会情報」のページ内に第35回京都府少年少女柔道チャンピオン大会の大会要項に更新がありました。(2024年5月18日)
・「昇段・級試験」のページ内に京丹後市柔道連盟主催の昇段試験の日程変更を掲載いたしました。(2024年5月14日)
・「大会情報」のページ内に第71回京都市社会人段別柔道大会の案内を掲載いたしました。(2024年4月30日)
・「昇段・級試験」 Googleフォームによる申込受付を開始いたしました。(2024年4月14日)
・「大会情報」のページ内に掲載しておりました2024年度全日本ジュニア柔道体重別大会京都予選会の大会要項に更新がありました。(2024年4月11日)
・「大会情報」のページ内に第35回京都府少年少女柔道チャンピオン大会の案内を掲載いたしました。(2024年4月10日)
・「大会情報」のページ内に2024年度全日本ジュニア柔道体重別選手権大会京都府予選会の案内を掲載いたしました。(2024年4月10日)
・「昇段・級試験」のページ内の情報を更新いたしました。(2024年4月7日)
・「新着情報」のページ内に2024年の乙訓柔道連盟主催の昇段試験の情報を掲載いたしました。(2024年4月3日)
・「昇段・級試験」のページ内に令和6年度(2024年)の情報を掲載いたしました。(2024年3月25日)
・「大会情報」のページ内に第78回国民スポーツ大会柔道競技 京都府選考会の案内を掲載いたしました。(2024年3月12日)
・「大会情報」のページ内に近畿高段者大会及び四段特別試合の案内を掲載いたしました。(2024年2月1日)
・「大会情報」のページ内に掲載しておりました、第37回京都府柔道選手権大会要項に更新がありました。(2024年1月23日)
・「新着情報」のページ内に強化練習会の中止案内を掲載いたしました。 (2023年12月27日 更新)
・「大会情報」のページ内に第37回京都府柔道選手権大会の案内を掲載いたしました。 (2023年12月13日 更新)
・「大会情報」のページ内に第44回全国少年柔道大会京都府予選会の案内を掲載いたしました。 (2023年12月8日 更新)
・「指導者向け情報」のページ内にC級審判員講習会の案内を掲載いたしました。(2023年12月8日 更新)
・「昇段・級試験」のページ内に宮津与謝昇段試験、受付時間の変更を掲載いたしました。(2023年11月7日 更新)
・「新着情報」のページ内に講道館発行「柔道」九月号古川副会長兼理事長の投稿文を掲載いたしました。(2023年9月12日)
・「指導者向け情報」 のページ内に指導者講習の案内を掲載致しました。(2023年9月6日)
・「大会情報」 のページ内に大会中止のお知らせを掲載致しました。(2023年8月10日)
・「昇段・級試験」のページ内に昇段試験の変更事項を掲載致しました。 (2023年8月4日)
・「新着情報」・「昇段・昇級試験」のページ内に申込方法に関する案内を掲載いたしました。お申し込み方法が変更となっておりますのでご確認をお願いいたします。(2023年7月8日)
・「昇段・昇級試験」のページ内に掲載しておりました、お問い合わせ先情報の一部に変更がありましたため更新いたしました。(2023年7月4日)
・「指導者向け情報」のページに強化訓練会と安全講習会の情報を掲載致しました。 (2023年6月30日)
・「新着情報」のページに形講習会の情報を掲載致しました。(2023年6月30日)
・「新着情報」のページに『武道』七月号火箱会長の投稿文を追加しました。(2023年6月30日)
・「大会情報」のページに近畿ベテランズ柔道大会のお知らせを掲載致しました。(2023年6月13日)
・「大会情報」のページに 第34回京都府少年少女柔道チャンピオン大会の要項を掲載致しました。(2023年5月29日)
・「 指導者向け情報 」のページに近柔連主催の形講習会の情報を掲載致しました。(2023年4月23日)
・「昇段・昇級試験」のページ内に今年度の昇段試験に関する資料を掲載致しました。(2023年4月7日)
・「大会情報」のページ内に国体予選の要項など必要資料を掲載致しました。(2023年3月22日)
・「年間行事予定」のページ内に本年度の年間行事予定を掲載いたしました。(2023年3月22日)
・「昇段・昇級試験」のページ内にお知らせを追加しました。(2023年2月13日)
・「年間行事」のページ内に変更を加えました。一部行事の日程が変更となっておりますのでご確認ください。(2022年2月3日)
・「指導者向け情報」のページ内に情報を追加しました。(2022年12月23日)
・「新着情報」のページ内に講道館発行「柔道」九月号古川副会長兼理事長の投稿文を追加しました。(2022年9月4日)
・「昇段・昇級試験」のページ内の申し込み用紙に重要な変更を加えました。(2022年7月20日)
・「指導者向け情報」のページを作成しました。(2022年6月20日)
・「昇段・昇級試験」のページに年度を通しての受験案内を追加しました。(2022年6月13日)
・「新着情報」のページ内に講道館発行『柔道』五月号火箱会長の投稿文を追加しました。(2022年5月4日)
京都府柔道連盟会長に就任して
古川 博史
はじめに
令和7年3月、京都府柔道連盟の定期総会において、5期10年にわたり柔道の普及・発展に尽力された火箱保之会長が勇退された。その後任として、私が会長に就任することとなり、改めてその責任の重大さを痛感している。歴史ある京都府柔道連盟の会長職を受け継ぐにあたり、柔道の伝統と精神を守りつつ、未来へとつなげる役割を果たす所存である。
京都における柔道の歴史
京都府は、日本の武道文化が深く根付いた地域である。特に、明治期に京都市左京区の平安神宮敷地内に設立された大日本武徳会武道専門学校は、武道教育の中心的な存在であった。その名残として、現在は京都市武道センター内に旧武徳殿が残され、国の重要文化財に指定されている。当時、国策で全国各地に旧武徳殿と同様の道場が設置され、柔道の普及が加速した。
京都では、町道場だけでなく、私学が柔道を授業に取り入れたことで、教育機関としての柔道の価値がより強調された。さらに、京都大学をはじめとする歴史ある大学が柔道の発展に寄与し、高専柔道の隆盛に貢献した。高専柔道は独特の技術体系を持ち、特に寝技を重視する戦術が確立された。こうした環境の中で、柔道は競技面だけでなく、人格形成の場としても発展し、人格形成の場としても発展し、社会の様々な分野で活躍する人材を育ててきた。
柔道の精神である「精力善用」「自他共栄」は、単なる競技スポーツの枠を超え、社会に貢献する理念として根付いている。地域の道場や教育機関を通じて、多くの指導者が育成され、その代表的な存在として栗原民雄十段をはじめとする名立たる指導者が柔道の普及に尽力された。嘉納治五郎市販が示された「柔道修行の究竟の目的」を体現し、柔道の発展に寄与された先生方の志を継承することが、今後の柔道界の発展にとって極めて重要である。
継承と振興
① 形の講習会
本府柔連では、「形」を重視した指導を継承しており、嘉納治五郎師範が説かれた「形で理合いを学び、乱取でそれを応用し、講義で知識を得て、問答で答える力を身に着ける」ことを念頭に置いて推進している。平成25年には京都で第5回世界柔道形選手権大会を開催して、それを機に日本代表選手を輩出している。今後も形の重要性を認識し、研鑽を重ねなければならない。
② 審判員講習会
柔道指導者は、審判員としての資質を向上させることも重要な責務である。公正で明快な判定を行うことで、選手のみならず指導者や観衆にも信頼を与ええることができる。正しいルールの理解と最新の審判規定の修得を通じて、将来のある選手を育成する環境が整えられる。
振興の課題
本府の柔道界では、全国的に少子化が進む中、コロナ禍の影響を受け、町道場の減少、教員の働き方改革の伴う小学校柔道クラブの廃止、中学・高校の柔道部の減少、大学柔道部の縮小など、課題が山積している。この状況に対応すべく、各所属団体等と協力し、大会での選手募集、広報活動の強化、SNSを活用した情報発信、行政との協力によるスポーツイベントの開催などの施策を進めている。
しかし、柔道人口の減少は依然として深刻な問題であり、抜本的な対策が必要である。柔道教育の充実、指導者育成の強化、競技力の向上、入門者拡大、柔道場施設の整備など、柔道を持続的に発展させるための取り組みをさらに強化していかなければならない。
未来への展望
柔道は、単なる競技ではなく、社会に貢献する人材を育成するための武道である。本府柔連としては、柔道の精神をより広く普及させるため、伝統を守り、現代社会に適応した振興策を模索しながら推進しなければならない。
今後も町道場や各学校の柔道部との連携を深め、柔道を通じて青少年の健全な育成を支援することが重要である。そして、柔道が持つ魅力や教育的価値である「精力善用」「自他共栄」の精神を社会に広めることで、地域の活性化にも貢献できるものと考える。
柔道の未来につなげるため、本府柔連の皆様と協力しながら、一致団結して普及・発展に取り組んでいく所存である。
(京都府柔道連盟会長 古川博史)